■プログラミング体験広場 in 長沼小学校
新型コロナウイルスの蔓延により、2年以上にわたり延期を余儀なくされていた「プログラミング体験広場in 長沼小学校」をついに開催することができました!
■名称 プログラミング体験広場 in 長沼小学校
■主催 TEPIA(一般財団法人高度技術社会推進協会)
■後援 長野県
■協力 独立行政法人国立高等専門学校機構長野工業高等専門学校
■開催日時 8月26日(金)8:50-15:25 学校の授業の一環として実施
■長沼小学校 参加児童数 85名
1-2時間目 8:50-10:25: 3、4年生 計24名
3-4時間目 10:50-12:25: 1、2年生 計26名
5-6時間目 13:50-15:25: 5、6年生 計35名
■「開催結果」
2019年に台風で浸水被害を受けた長野市立長沼小学校の全児童を対象に、教育効果が高く楽しみながらプログラミングを学ぶことができる4種類のプログラミングコンテンツを選出してイベントを行いました。児童への指導は地元教育機関である長野工業高等専門学校の学生28名に担当していただきました。
今回、体験時間を今までの他の開催地よりも長めの20分としたことで、体験時間に関するアンケートでは、ちょうど良いと答えた児童が一番多く(49.4%)、次に多かった回答は短い(47.1%)となっており、まだまだやり足りないと思ってくれた児童も多く見うけられました。教頭先生からは「教室に帰ってきてすぐに学校にあるプログラミングの教材を開いてやりだした子がおり、相当興味を持ったのだろう。」とのことでした。4種類すべての教材についても「とても楽しかった」「楽しかった」を合わせて96%以上という大変満足度の高い結果となりました。
長野高専生による指導については児童から高評価であり、アンケートでは、説明が「とても分かりやすかった」「分かりやすかった」合わせて90%以上でした。児童それぞれに個別にアドバイスを書いて渡したり、他の教材について紹介したりと、熱意を持って児童を指導してくれた学生が多く、非常に重要な役割を果たしていただきました。
これまでのアウトリーチイベントでは実施したことがなかった『真夏の時期に冷房のない体育館』での開催であったことから、感染対策(不織布マスクの着用、換気、機材や手指の消毒等)はもちろんのこと熱中症対策(スポットクーラーの設置やネッククーラーの使用、こまめな水分補給)を徹底したイベント運営により、児童、全スタッフ共に途中で体調を崩す者はおらず安全に実施することができました。
本イベントは当初2020年度に実施予定でしたが、新型コロナウイルスの蔓延により延期となり、関係者の皆様には2年以上にわたり、継続的に多大なるご協力をいただきました。またイベント当日には自主性を持ち、各児童への丁寧な指導、また機器の調整など真剣に取り組んでくださった長野高専の学生の皆様には頭の下がる思いでいっぱいです。
長沼小学校、長野高専の皆さま、長野県企画振興部、長野市教育委員会など全ての関係者の皆さまのご支援、ご協力のおかげでスムーズに開催、運営ができたことに心より感謝申し上げます。
(準備日の様子)
(ドローンケージは3台用意)
(TEPIA先端技術館の説明に熱心に耳を傾ける児童の様子)
(ドローンのプログラミングを相談し合う児童)
(児童に丁寧に説明する高専生)
(イベント終了後の高専生などスタッフの集合写真)