■長野市長沼小学校にて3Dモデリング オンライン講座を開催
コロナ禍の影響で長野市長沼小学校の全生徒向けプログラミング体験イベントが延期されたため、同校及び同市教育委員会からの要請も受け、2022年2月24日(木)に同年3月で卒業する小学6年生向けに完全オンラインで3Dモデリング講座を授業の一環として実施いたしました。
■名称 長野市長沼小学校 3Dモデリング オンライン講座
■主催 TEPIA(一般財団法人高度技術社会推進協会)
■開催日時 2022年2月24日(木)10:25-12:00
同校の3、4時間目の授業として実施
■TEPIA先端技術館 オンライン講座内容
対象:小学校6年生、参加者:15名 (内訳 男子5名 女子10名、3人一組で計5グループ)
■「開催結果」
初心者でも感覚的に扱える「Tinkercad」というモデリングソフトを使用した3Dモデリング体験講座を完全オンラインで実施いたしました。
児童は大型スクリーンにて東京のTEPIAから講師が指導する講座をライブで視聴し、モデリングの作業はTEPIAで事前に各種設定を済ませたPCを使用いたしました。
当日は3人一組のグループワークとし、基本的な操作を学びながら、それぞれが順番に海の生き物(タコ)の頭、口、足のパーツを作成し、最終的に合体させてデザインを完成させました。
どのグループも同じもの(タコ)を作成いたしましたが、最後に模様や飾りをつけるなどの独自のアレンジを施す時間を設け、グループごとに個性が出るようにいたしました。
講座後、アンケートは学校所有のタブレットから各児童がQRコードにアクセスして回答していただきました。
参加した児童全員にとって初めての3Dモデリング体験ということで、角度の調整や位置合わせなどを難しいと感じた部分にあげた生徒もいたが、「説明がしっかりしていて分からないところがなかった」「とても面白くて分かりやすい解説ですごく楽しかったです!」などの感想をいただき、特に講師の丁寧な説明が高評価でした。
学校側がビデオカメラを準備して児童の様子を共有していただけたので、講師が児童の様子を確認しながら進めることができ、また児童の作業画面を映してもらったことにより、個別のフォローもできたのが児童の満足感につながったと思われます。
また使用可能なPCの台数が限られていたため個人個人の受講ではなく、3名のグループワークにしましたが、生徒同士で手助けするなど協力して取り組むことができ、結果的にはグループワーク形式の実施をとり、各自の積極的な取り組みの姿勢につながりました。
今回の完全オンライン講座の実施にあたり、長沼小学校の教員の皆さまには、事前にパソコンの設定・接続確認や当日の講座サポート、生徒への指導など多大なご協力をいただきました。また長野市教育委員会、長野県企画振興部などの関係者の皆様にも開催に際し、大変ご尽力いただきました。心より感謝申し上げます。
(参加風景 グループワーク)
(グループ内でデザインを相談し合う生徒)
(TEPIA側の講師は画面を見ながら指導の進捗状況を確認)
(東京北青山からオンラインで指導する講師)
(ご用意いただいた大型スクリーンにより、とても見やすい講師の画面)
(交代で操作する様子)